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過去の記事一覧
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眼鏡越しの風景EP81-秋晴-
通常の本業の合間に、2年間の任期で、関連業種の外部広報業務をしている。 任期中はコロナ禍で、思うようにイベントを開催したり、メンバーと顔を合わせて集まることも出来ず、リモート会議やメールでのやり取りばかり。数回開催された… -
眼鏡越しの風景EP80-開通-
先日、お墓参りを兼ね実家へ帰った。 今年からスマートフォンに機種替えした父と、変えてから2年以上経つにも関わらず、扱いに不慣れな母からの「HELP!」要請で、娘によるスマホ教室を開催する約束をしていたからだ。 ・画面い… -
眼鏡越しの風景EP79-牛乳-
「カタンッ」夜明けの住宅街に小さく音が響く。 夢の中か現実か、子供の頃、毎週火・木・土曜日は牛乳が配達される日だった。夏は2本ずつ、それ以外の季節は1本ずつ、軽トラックがブブーンと止まると、家の玄関前に置かれた年季の入っ… -
眼鏡越しの風景EP78-挑戦-
音楽仲間のボーカルくんに誘われ、この9月から5分間のYouTube番組に出演することになった。短い時間ながら内容盛りだくさんのなかなか面白い番組。 毎月第一週はどうでもいい事件ばかりを扱う「どうでも一課」所属、キラキラ… -
眼鏡越しの風景EP77-進化-
携帯電話を持ち始め数十年。初めて携帯の通信キャリアを変更した。今までこだわりが有るような、無いような状態で、いつの間にか替えそびれて今に至っていた。 いつもは下調べ万端で慎重に行動する私が、その日に限って、ショッピングモ… -
眼鏡越しの風景EP76-空間-
学生の頃から雑貨や家具が大好き。 閃いてしまうと、夜中でも部屋の模様替えをしたい衝動にかられて、部屋のベットを動かしてみたり、本棚付の勉強机の本棚部分を工具で外してみたりして、父から「また夜中に何してるんや…」とブツブツ… -
眼鏡越しの風景EP75-記憶-
普段から通りや路地を散策するのが好きな私。 時間があれば電車を乗り継ぎ、未踏の場所へ行ってみたくなる。 冒険好きなわりになぜか方向音痴。 改札を出ると、たいてい目的地とは真逆の方向へ進んでしまう。 そんな私にも、どうや… -
眼鏡越しの風景EP74-旬菜-
梅雨が明けると、初夏の便りが届く。野菜農家の幼馴染ちゃんが育てる、甘~いトウモロコシ。それに出会うまでの人生はトウモロコシの美味しさに気づくこともなく過ごしてきた。日々の料理に使うメインの野菜というよりは、屋台で食べるお… -
眼鏡越しの風景EP73-表情-
所用で県外へ遠出することがあると、なるべくその前後に近隣の観光地を訪れることにしている。普段の旅行とは違い、そういう時はあえて観光地のど真ん中、徒歩圏内に泊まってみる。観光に疲れたら、一旦ホテルに帰って小休憩を取ったり。… -
眼鏡越しの風景EP72-人波-
大阪の地下街は、地下鉄の乗降客や3つもある百貨店への買い物客など多くの人で今日もごった返している。私がその雑踏の一員になって、かれこれ12年。いつものように地下街を横切っていると、何本かある大きな柱にピタリと背中を付け佇…