カテゴリー:yukkoのお眼鏡

  • 眼鏡越しの風景EP38-春光-

    子供の頃、この時期になると家に七段飾りのお雛さまが飾ってあった。 私が小学1年生の時に弟が産まれ、産後の母は自宅2階で赤ちゃんと寝ていることが多かった。ある日、学校から帰ると、玄関扉を開けてくれたのは、見知らぬおばちゃ…
  • 眼鏡越しの風景EP37-朝風-

    以前より出勤時間が遅くなり、朝は少しゆっくりとなった。 毎朝よく見かける、磨き上げられた革靴を履くシュッとしたサラリーマンや、流行りのブランドバックにハイヒールのお姉さんを自転車で追い越して行くこともなくなった。 過ぎゆ…
  • 眼鏡越しの風景EP36-名前-

    『ゆっこちゃん』『ユッコちゃん』小さい頃からずっとこう呼ばれている。 音楽活動をしている今は『yukko』と呼ばれることが多くなった。 本名は『由紀子』 この人生において私を『由紀子』と呼ぶ人はいなかった。役所や銀行、…
  • 眼鏡越しの風景EP35-横顔

    歩く時。 ごはんを食べる時。 手を繋ぐ時。 あなたにとって居心地のいいのはどちら? 右側? 左側? はたまた 誰かの隣? 学生時代の親友は必ず私の左側に居た。大学の構内でも、街中でも。 たまたま右側に来てしまって…
  • 眼鏡越しの風景EP34-初詣-

    子供の頃、初詣というものに行ったことがなかった。 「寒い中、電車で人混みに出るのも大変だしなぁ~。家に居よっ」 わが家の徒歩圏内には神社がないというそんな理由だったように思う。 両親は仕事の初出のついでにお参りしていた…
  • 眼鏡越しの風景EP33-内緒-

    あれはいつの頃か、まだ私は小さく保育園に通っていた。 日が暮れるのもずいぶん早くなり、空には冬の気配が漂っていた。 フルタイムで忙しく働く母のお迎えはいつも閉園時間ギリギリ。 滑り込みセーフの時も多く、先生と二人、もし…
  • 眼鏡越しの風景EP32-遭遇-

    あれは3年前の冬、年末も近く残業で遅くなった私は自転車で帰り道を急いでいた。グラウンドのある広い公園の横を、いつものように通り過ぎようとしたところ「あれ?今のなんだろ?」それは黒く、こんもりとした小さな山だった。 グラウ…
  • 眼鏡越しの風景EP31-弦月-

    『暮らすように旅する』 街の風景と行き交う人々の日常. 買い物袋を提げ足早に過ぎ行くお母さん. 学校帰りお喋りに夢中の小学生. グラウンドでは野球部のノックの音が夕焼け空に響く。 軒先で夕涼みするおばあちゃん. 駅から…
  • 眼鏡越しの風景EP30-流行-

    「うん!似合ってる」大きな鏡に映る私へ、そんな独り言を呟く。 試着室のカーテンをシャーっと勢い良く開けるとお店の喧騒が再び耳に戻る。 「これ、着て帰ります!」 レジの前で、6,980円の値札をぶら下げた私が佇む。お店の…
  • 眼鏡越しの風景EP29-旅人-

    秋になると「旅の季節キターーー!」と夏バテなんか吹っ飛ばし、俄然元気になるのだけれど。 今年はそれも我慢、それで少し元気がない。 いつも、友達との旅行はレンタカー。 一人旅ではまだまだ運転に自信が持てず、私の移動手段は…

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