MOP32.生活をすること。

すっかり秋めいてきました。

電車に乗りながら、JR尼崎駅の周辺を眺めていると、
気候は春と同じようなのに、
こんなにも心の状態が違うのはなぜだろうと思います。

陽の光が金色だから
木々の移ろいを感じるから
人びとの服色が秋っぽいから

心に宿る、薄くセンチメンタルな情緒は、
それだけで備わっているものではないと感じます。

そこには理由のない理由みたいなものがあって
それはニュアンスであり、
雰囲気であり、
人の心のような不確かで、本質的なものだと。

そして、日々の生活も、
そんな美しい世界のなかにあることを、いつも心に置いていたい。

タスクをこなし、基本的な生活を“ちゃんとする”ことだけに、
時間を預けてしまわないように。

その感情の動きの要因が用意されたものではないことは、
同時に生きること、そのもののの幸せだと。


秋からの贈りもの。

生活をすることを、美しい時間を、重ねていきたい。





濱田 美里ピアニスト、シンガー、作曲家、フリーライター

投稿者プロフィール

音楽大学を歴代初の授業料免除奨学生として卒業。専攻はピアノ。
ヤマハ音楽教室の講師を務め、独立。
現在は、シンガーソングライターとしてのライブ活動やピアニストとしてのコンサート活動の他、映像作品への自身の演奏、歌唱による楽曲提供もしている。
明石市在中。
自宅にてピアノレッスンを行なっている。

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