カテゴリー:yukkoのお眼鏡

  • 眼鏡越しの風景EP45-緑風-

    夏の訪れにはまだ少し早い、梅雨の晴れ間。 毎朝通る道沿いの浅いモルタル側溝に1年ぶりの懐かしい光景があった。今年も彼らはこの側溝地獄に迷い込み、裏返ったまま足をバタバタ、また起き上がれずにいた。 君の名は…カナブンの「奏…
  • 眼鏡越しの風景EP44-十年-

    「おはようございます!」 日に焼けた顔をニコニコさせながら、毎朝道に立っているおじさんの正体は、とある企業の管理人さん。 毎朝、自転車で通る道、遠くからでもすぐにわかるおじさんの笑顔と、「おはよう!」の声が今日も晴天の空…
  • 眼鏡越しの風景EP43-無口-

    今年は早くから暖かくなったせいか、目や顔の周りがやけに痒い。数年ぶりに花粉症を再発させてしまったようで、ついに我が家にも空気清浄機を迎えることとなった。 以前、エッセイに登場してくれた家電好きな後輩くんから指南を受け、…
  • 眼鏡越しの風景EP42-即席-

    インスタントラーメンを絶妙な加減で作るセンスというのは、ある種の才能だ。 子どもの頃、祖母の家に預けられた私のお昼のリクエストはいつも「インスタントラーメン!」だった。 私にとって“おばあちゃん”という響きは何でもでき…
  • 眼鏡越しの風景EP41-茫然-

    桜の季節も終わり、新しいクラスにも慣れた頃、近くの自然公園へ春の遠足があった。その当時、おやつは300円まで。鉄板ネタのような「先生!バナナはおやつに入りますか?」と言うフレーズさえ思い浮かんできそうだ。程度の問題はあれ…
  • 眼鏡越しの風景EP40-道草-

    「そっちから行ったらアカンのにぃー!」 ピカピカの小学1年生になった4月、入学から3日目にして集団登校から脱落した。 当時、新入生は通学に慣れるまで、上級生のお兄さん、お姉さん、その年に入学した同級生たちと集団登校する…
  • 眼鏡越しの風景EP39-音色-

    音楽を始めるようになり、気づいたことがある。 街中ですれ違う“楽器を持つ人”が世の中こんなにも多いということ。 人混みの地下街や、大通りのアーケード、駅や電車のホームにも、気づくと私の中のミュージックセンサーがロックオ…
  • 眼鏡越しの風景EP38-春光-

    子供の頃、この時期になると家に七段飾りのお雛さまが飾ってあった。 私が小学1年生の時に弟が産まれ、産後の母は自宅2階で赤ちゃんと寝ていることが多かった。ある日、学校から帰ると、玄関扉を開けてくれたのは、見知らぬおばちゃ…
  • 眼鏡越しの風景EP37-朝風-

    以前より出勤時間が遅くなり、朝は少しゆっくりとなった。 毎朝よく見かける、磨き上げられた革靴を履くシュッとしたサラリーマンや、流行りのブランドバックにハイヒールのお姉さんを自転車で追い越して行くこともなくなった。 過ぎゆ…
  • 眼鏡越しの風景EP36-名前-

    『ゆっこちゃん』『ユッコちゃん』小さい頃からずっとこう呼ばれている。 音楽活動をしている今は『yukko』と呼ばれることが多くなった。 本名は『由紀子』 この人生において私を『由紀子』と呼ぶ人はいなかった。役所や銀行、…

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